2008年04月26日

20 蛇木渓谷を下る(神流川1◆71)

水位:0.54m(万場) 流量:10.8t(下久保ダム) 気温:9℃(神流) 天気:雨
区間:蛇木の滝〜下小越(9.1km) 所要時間:180分 メンバー:王子(花鳥料理2000)


 GWが始まりました。
 11連休だなんて恵まれた方も世の中にはいるようですが(NKC会長とか、茨城王子とか)、私は暦どおりです。

 空は薄暗いクモリゾラが広がっていますが、河川は先週に引き続き各所にて増水傾向。週末と河川増水という二つのタイミングが合致する機会というのはそうそうありません。さらに同行者、天気などの付帯条件も同時に満たすとなるとさらに確率は下がりますので、今日ここで王子と川下りできるというのはかなり幸運に恵まれているんだなあと思います。

 さて話は変わりますが、今年は「初めての川」を計画的に下ってみようかなと考えています。これまでは、所詮遊びなんやし、あえて計画的にはやりたくないという思いがあったのですが、今後今まで通りのペースで川くだりができるかどうかというと微妙ですので。

 その手段として、『下りたい川リスト』を作成しました。
 文字通り下りたい川をリストアップし、そこから自宅からの距離、難度、河川情報などの項目を勘案して優先度を決め、週末増水のチャンスに巡り合ったときは優先順位の高い順から攻めるというやり方を試行的にやってみたいと思っています。
 リストを見るとその時点での自分の志向もよく分かりますしね。

 その考えに基づき、本日は優先度Aに位置づけされた神流川(かんながわ)へ行ってきました。
 あの『日本の川地図101』に川地図があり、情報収集は非常に容易でした(データは22年も前のものですが)。懸案事項は水量が把握できないことでしたが、もしNGの場合は、お隣の長瀞を漕げばよいかと。

 神流川は、三国山(1,815m)を水源として北上し、東へ向きを変え、下久保ダムを経て新町にて烏川に流入する幹川流路延長87.4km,流域面積407km²の利根川の二次支川です。下久保ダム直下には、三波石と呼ばれる緑色の結晶片岩が露出する景勝地「三波石渓」があります。

 『川地図101』によれば、「蛇木の滝〜尾附の高橋の間は『蛇木渓谷』と呼ばれ、3級以上の瀬が数か所ある」とあります。ちなみに「蛇木」はヘビキと読みます。ジャギではありません。

 また、現地に着いて初めて気付きましたが、神流川の水源のひとつにはあの御巣鷹山があります。1983年8月12日、520名が犠牲となった日航ジャンボ機墜落事故現場です。

 下久保ダムより上流部は雨でしたが、ぱっと見て下れる水量があることが分かりました。笹濁りなのでどうも増水しているようです。

 『川地図101』に従い、乙母〜丸岩をコースに設定しようとしましたが、乙母地区は川幅広く浅い箇所が多い上、橋の周りは釣竿だらけ(フライで有名らしい)。そこで下流へスライドさせ、蛇木の滝をプットイン、下小越(桜井沢出合付近)をテイクアウトに設定しました。


大きな地図で見る

 蛇木の滝…。いい響きやなあ。
 この川を下りたい、と思った理由の一つです。
 あわよくば滝落ちにもチャレンジしてみたいなあと。

 しかし我々を出迎えたのは、落差約9mの巨大な砂防堰堤でした。

080426kannna024.jpg

 『川地図101』の掲載写真では、右岸の岩を滑り落ちる部分だけが写っていて、コンクリの堰堤部分は左岸の岩に隠れて見えなかったのです。

 そう、ちょうどこのように…。

080426kannna026.jpg

 蛇木の滝って人工物だったのね…。
 騙された…。
 二人で「裏切りの滝(ジャギの滝)」と命名しました。

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ニックネーム ラナ父 at 19:04| Comment(2) | TrackBack(2) | 関東>神流川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする