2008年02月11日

07 三分の二(大井川1◆67)

水位:0.89m(川根大橋) 気温:11℃(川根本町) 天気:快晴
区間:奥泉〜小山橋(約5.7km) 所要時間:約1.5h メンバー:ソロ


 母と嫁と有馬温泉に一泊する予定で三連休初日は大阪へ。ラナがいるのでクルマでの帰阪ですが、愛知に入って降雪が始まり、岐阜では吹雪。関ヶ原手前から詰まり始め、ずっとノロノロの牛歩運転でしたが、八日市あたりで動かなくなってしまいました。クルマの屋根にはどんどん雪が積もり、ときどきシャーベット状になったカタマリがフロントガラスの上を滑り落ちています。

 関ヶ原から3時間半ほどかかり、ようやく瀬田まで抜けたときにはすでに16時半。実家に最寄りの京滋バイパスは通行止め。名神の掲示板には京都南まで120分と赤色で表示されています。さすがにうんざりして、瀬田から下道を走ることにしました。
 チェーンを履き、天ヶ瀬ダムの山道を抜け、枚方の実家にラナを預け、国1→近畿道→中国道西宮北ICのルートで有馬温泉に到着したときには20時近くになっていました。出発は朝8時でしたから、実に12時間運転してたことになります。どおりで腰が痛い。

 ちなみに憤懣やるかたない道すがら思ったんですが、ETCで渋滞割引って作れないですかね? 走行中、区間内に3キロ以上の渋滞が発生した場合2割引になるとかあったら少しは救われたんですが。

 そんな経験をしたものですから、帰りは渋滞回避手段として夜中に出発しました。物音さえ凍りつくような夜のしじまの中を走り、枚方の実家の最寄ICから復活した京滋バイパスに乗って瀬田へ抜けるまで、ものの30分程度でした。一昨日の瀬田〜枚方の下道ルートが2時間でしたから、空いていてさえくれれば高速とはこの上なく便利ですね。

 あまり眠気が取れていなかったので、道程ではこまめに仮眠を取るようにしました。岐阜は養老SAで1時間眠り、愛知は新城PAでも1時間眠り、そして次はどこで休憩しようかなと考えているうちに、気が付くと川のほとりに佇んでいました。

 寝ぼけて、休憩場所 →癒しの場所 →川と変換されていたみたいです。

 川の名前は大井川でした。
 大井川は、南アルプス間ノ岳(あいのだけ:3189m)を水源とし、寸又川、笠間川、家山川などの支川を加え、静岡県内を南流して駿河湾に注ぐ幹川流路延長168km,流域面積1280km²の一級河川です。

 大井川といえば、近世では防衛上の理由で架橋や渡し舟が禁止されており、「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」という箱根馬子唄が象徴するように東海道屈指の難所だったというのを確か中学校の授業で習ったような記憶があります。

 そのためずっと水量豊富な川というイメージを持っていましたが、新幹線で渡るときに眺める大井川は、「別段徒歩でも問題なく渡れそうやん」という印象でして、そのギャップをこの目でじっくり確かめたいというのも訪れた理由の一つです。

 地図を見て上流部に接阻峡、そしてほぼ等距離に、支流の寸又川に寸又峡という地名を発見し、行ってみることにしました。
 結果的には、両方ともハズレ。絶景ではありましたが、どちらも期待に反して水量が全然ありませんでした。接阻峡の大部分は長島ダムのため水没しており、さらに上流部には奥泉ダム、井川ダム、畑薙第一・第二ダム、田代ダムがあり、下れそうな区間がないか確かめてみたいという思いに囚われましたが、この接阻峡に至った時点ですでに周囲は雪化粧が施されており、諦めました。

 結論として接阻峡以下のこの川は、車道からざっと見る限りでは半死にの川という印象です。濁っていようとまだ水が流れているだけマシですが、かつての豊富な水量を想起させる広大な川原に比べてその中を流れる細々とした流れはあまりにも貧弱で、なんだか物悲しい気持ちになります。規模的には、長良川くらいの水量があってもよさそうなんですが…。

 さて、かような事由から、ある程度水量が確保されていてダウンリバーが可能な区間は長島ダムの直下にある大井川ダムより下流ということになります。

 そこで最終的にプットインは奥泉、テイクアウトは小山橋に設定しました。行きしな、上流を目指して走っていると、八木トンネルを抜けると突然流れが逆行する姿に狐につままれたような気になったのですが、地図を見ないと理解できないくらい複雑に蛇行した区間です。この大蛇行区間は回送距離が1.5km程度なのに比して漕行距離はなんと約5.7kmもあります。
 ※地形学的には「穿入蛇行」というらしい(国土地理院のホームページ参照)。

 ◆大井川(奥泉〜小山橋) 川地図


大きな地図で見る

 ラナが一緒なので大井川鐵道が使えませんし(わんこも電車乗れたらいいんですがね)、チャリも持参してこなかったんで、回送手段は徒歩になりますが、ここだとめちゃめちゃ楽なので、このおトク感いっぱいのコースに決定しました。

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ニックネーム ラナ父 at 22:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 東海>大井川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする