2008年12月13日

62 師走(桂川8)

水位:1.34m(大月) 気温:10℃(大月) 天気:曇り
区間:曙橋〜桂川清流センター(約7.2km) メンバー:Actonさん


 師走に入り、随分と帰宅時間が遅くなってしまいました。普段テレビにまったく興味を示さない私が、例外中の例外的に欠かさず観ていた『流星の絆』にも全っ然間に合わなくなりました。我が家には録画機材の類がありませんので、後で観るということもできません。嫁にハードカバーを買ってもらい、結末を知ることができましたが…。

 そんなこんなでストレスフルな毎日がエンドレスに続いていますが、ようやく待ちに待った週末を迎えました。
 行き先は、六週間ぶりの桂川。水位は前回とほぼ変わらず。そろそろ飽きひんのという話もありますが、日頃鬱積したものが多いと、癒されたいという欲求も強い。川に出られるだけでもう満足です。

 今日一緒に下るのはActonさんです。
 お互いの近況を話している中で、今年一年を漢字一文字で表すと? と尋ねられました。
 とっさに思い浮かんだのは、「生」という字。誕生、生命という言葉に直に触れた年でしたので。

 Acton氏の答えは、「激」でした。
 激動の一年だったという意味だそうです。私も関東転勤となり、仕事内容が大幅に変わるなどありましたが、Actonさんにおける環境の変化とは比べものにならないだろうと想像します。

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 水位は前回とほぼ同じ1.3m台が続いています。去年は最低の1.13mがずっと続いていたので、今年は比較的水量が豊富みたいです。とはいえ、前半戦は下りにくい。瀬を丸々歩かされることはありませんが、ところどころスタックします。

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 本日のハイライト、キャンプ場の瀬に到着。今日はActonさんの意向もあり、いつもよりかなりロウペースで下りました。いつもならさくっと下るこの瀬も、交代でムービー撮影。



 この区間は結構キレイなので、川底を眺めながら下ったりもしました。少量ですが、時折下水と思しきヘドロ混じりの流れ込みが入るのが若干気になるものの、水深5mくらいでも底が見えます。
 のんびり下っていて感じたのは、この川、生き物の気配が少ないなあと。魚影が全然なく、水面付近を群がる羽虫の姿も見当たりません。鳥の鳴き声が遠くから聞こえてきます。川原には獣のフンがカラカラに干からびています。
 本当に独りになりたい時間が欲しい人は、寂寥感漂うこの川をソロで下ることをオススメします。

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ニックネーム ラナ父 at 22:59| Comment(16) | TrackBack(0) | 甲信越>桂川(相模川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月01日

55 半年ぶりに桂川(桂川7)

水位:1.37m(大月) 1.13m(桂川強瀬) 気温:19℃(大月) 天気:晴れ
区間:曙橋〜桂川清流センター(約7.2km) メンバー:F●CK元やん、G君、後輩1号(回送)


 寒くなってきました。寒さにはめっぽう強いラナも、夜半は丸くなることが増えてきました。

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 御嶽も長瀞も水位がどんどん下がり、冬季のそれに近付いてきました。そこで今日は、水量が比較的残っている桂川へ。鮎釣りが盛んなためずっと遠慮してましたので、ここに訪れるのはかれこれ約半年ぶりとなります。
 本日はG君がいるのに珍しく秋晴れの青空が広がっています。G君の他にはなんと、福島カヌー教会(FCK)の元やんさんも一緒でした。
 元やんさんとは夏の御嶽以来です。ちなみに、「元やん」(元+愛称の「やん」)のことを「元ヤン」(元ヤンキー)と解釈される方がたまにいはるらしいですね。しかもあひるBの某女性メンバーが、FCK(福島カヌー教会)の存在を知らず、FCKをF●CKと読み違え、リバーネームを「F●CK元ヤン」と解釈し、かなり怖い人だと思われていた、という話を聞き、思わず吹き出してしまいました。どんなリバーネームやねん。

 そんな話をしながら出艇。予想通り水量がありますので、鳥沢ホールが遊べるかもしれないと思い、プットインは曙橋にしました。テイクアウトはいつもの清流センターです。

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 水は清冽。秋の優しい陽射しを受けて、碧色に輝いています。桂川ってこんなにキレイやったっけ?

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ニックネーム ラナ父 at 22:42| Comment(8) | TrackBack(1) | 甲信越>桂川(相模川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月17日

25 四方津まで(桂川6)

水位:1.36m(大月) 1.15m(桂川強瀬) 気温:22℃(大月) 天気:曇りのち雨
区間:キャンプ場手前〜千足橋(吊橋) 所要時間:80分 メンバー:後輩1号(回送)


 今週末は奥様が来川のためカヌーはお休みのつもりでしたが、またもご厚情によりお出かけさせてもらいました。

 とはいえ、なるべく短い時間で切り上げたいのと、単独行なのとで、条件はある程度限られます。近場で、ソロでも漕げる川となるとぱっと頭に思い浮かぶのは桂川(ロワー)か御嶽ですが、せっかくなので「下りたい川リスト」の桂川支流・鶴川(優先度B)を見に行こうと考え、上野原までやってきました。仮にここがダメでも桂川本流がすぐ近くなのでロスが少なくて済むためです。

 事前に取れる情報があまりになかったので期待はしてませんでしたが、やっぱり水量不足(鶴川厳島橋:-0.86)でNGでした。
 ぱっと眺めた感じでは、ザラ瀬の続く穏やかな小河川です。まとまった雨が降れば下れるかなあという印象を受けましたが、地図上であたりをつけた区間も含めほとんど下見してませんので、正味の話何とも言えません(ひょっとしたら堰堤だらけかも)。また時間に余裕のあるときに現地で区間設定した上で機会を待ちたいと思います。

 ということで、次善の策として桂川本流へ。
 プットインはいつものところですが、テイクアウトは、いつもの桂川清流センターからさらに下流の四方津(しおつ)まで下げてみました。初めて下る区間です。


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ニックネーム ラナ父 at 20:23| Comment(2) | TrackBack(0) | 甲信越>桂川(相模川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月12日

17 初めての増水桂川(桂川5)

水位:1.84m(大月) 1.13m(桂川強瀬) 気温:17℃(大月) 天気:曇り
区間:キャンプ場手前〜桂川清流センター メンバー:後輩1号(回送)


 関東に転勤となって約半年、初めてまとまった雨が降りました。各地の水位計は軒並み上昇。
 やっと来たな〜。下ってみたい川は利根川水系とか多摩川水系とか安倍川水系とかにそりゃもう色々とありますが、あいにく本日はソロで、かつ時間もあまりないので、遠かったり、難度の高すぎたり、下見に時間のかかる川というのはNG.
 ということで、結局近場の相模川水系に繰り出しました。

 最初に狙ったのは大月で桂川本流に注ぐ笹子川。下るには充分な水量がありましたが、堰堤多すぎです。規模は小さいものばかりでしたが、それだけに手前にプールがないものが多く、回避が難しそう。道路が川から離れているところも多く、事前下見が不十分な上にインとアウトの設定も難しい。いきなり下るには相当の時間を要するであろうため、残念ながら却下となりました。
 また時間のあるときにじっくりと下見して、事前にコース設定しておく必要がありますね。

 結局、下ることにしたのは桂川本流ロワーコース。
 大月観測所水位計の数値が1.84mですから、渇水時(1.13m)より約70cmアップしていることになりますが、なにぶん増水時に下ったことがないのでイメージが湧きませんから、実際にこの目で見て把握するしかありません。

 キャンプ場手前のプットイン地点から川を覗いてみて。
 受けた印象は、先週下った長良川と同じくらいの水量だなあと。たぶん、20tはありそうです。川の色は意外にも軽く濁りが入った程度。

 増水時に劇的に難度がアップする川は、@勾配がきつい、A川幅が狭いところだと考えていますが、桂川は部分的ではなく全体的に両者を満たしているので、かなり注意しておく必要があります。とくに核心部分のキャンプ場の瀬はスカウティング必須として、出発しました。

 最初の瀬はいつも底を擦りながら岩を避けて漕いでましたが、顔に飛沫がかかるほど大きなウェーブが次々押し寄せるパワフルな瀬に変貌していました。
 パワー面でも長良川に近いです。先週経験しておいて(沈もしといて)マジで良かったと思いました。これが今年初だったらビビりが入って動きがぎこちなくなっていたのは間違いないでしょう。

 左手にキャンプ場跡が見え、核心部に到着。
 やっぱり全部繋がってしまって、先が見えないほど長い瀬になっています。でもよく見れば渇水時と同じ、四段に分けることができるので、細かくエディーをとって上陸しては、ルートの確認を行いました。



 一段目は、一文字に広がる大きなウェーブ。
 ダッキーでも乗れそうな大きさで、楽しそうですが、後ろにあと三段控えていることを考えて遊ぶのは止めました。左岸側が崩れていたので、念のため左岸側から進入して突破。

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 二段目。
 右岸側から左カーブを描いて大岩のすぐ左を抜けるルートと、中央のホールを正面突破するルート、左岸側の崩れたウェーブを越える三ルートがありましたが、初めて&独りなので冒険はせずに左岸ルートよりクリア。

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 三段目。
 右岸側は大きなドロップ&ホールができています。左岸側は滑り台状になって四段目に続いています。
 二段目と同様、左岸ルートを選択。

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 四段目。
 渇水時に比べると段差が潰れてなくなっています。中央から右は長良川の円空ホールみたいなストッパーを形成していますが、左岸寄りにまっすぐ下れば滑り台状に下れます。ここも左岸側を選択。

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 総じて二段目以降は左岸寄りを選択し、とくに問題なく下れました。

 ちょっと飛ばし目に下りましたが、コースタイムは45分程度。渓谷らしく複雑な流れを刻む瀬は美しく、迫力があり、最後まで息は抜けませんでしたけど超がつく快適なダウンリバーでした。いつもこんなだったら最高なんやけどなあ。

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ニックネーム ラナ父 at 20:06| Comment(4) | TrackBack(0) | 甲信越>桂川(相模川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月22日

13 桂川 L&U(桂川4)

水位:1.20m?(大月) 1.13m(桂川強瀬) 気温:18℃(大月) 天気:快晴
区間:キャンプ場手前〜桂川清流センター/舟場橋〜桂川大橋 メンバー:TAKEさん、G君


 桂川の水量を推測するのに、二箇所の水位観測所があります。
 一つは、強瀬橋下流200m(八ツ沢発電所取水堰堤上流)にある「桂川強瀬」観測所、もう一つは猿橋付近にある「大月」観測所です。

 アッパーコースでもロワーコースでも、桂川を下るにあたってこれまで前者しか主に見てませんでしたが、ロワーの場合は位置的に後者のほうがより正確なのではと最近思ってます。また春分の日の雨で大月が1.13m→1.5mほどまで上昇したのに対し、強瀬のほうは1.13mのまま変化なしでした。いかに上流の川茂堰堤からの放水量が一定だったにせよ、支流の流入量は増加したはずでアッパー区間も多少は増水した可能性が高いですから、アッパーの場合でも強瀬だけではなく、大月と合わせて見ておく必要があると感じました。いずれ水量との関連性を掴めればと思います。

 さて、強風と冷たい雨に晒され、漕ぐどころではなかった木曜日とはうって変わり、今日は澄み切った青空が広がる春本番の晴天となりました。
 今日はtakeさんと探検部のG君が一緒です。学生だったG君は4月から社会人となり、クルマにも乗れるようになったと聞いていたのですが、相変わらず大きなザックを背負って電車に乗って来てました。

 これだけ暖かくなると外出する人も当然増え、道路はあちこちで渋滞してました。takeさんは思いっきり掴まってしまったようで、待ち時間の間、暖かな陽射しを浴びて時々まどろみながら『沈まぬ太陽』を読んでました。宮部みゆき全文庫本を読み終わっても読書ブームは冷めることなく、現在山崎豊子の文庫本を読んでます。

 全員集合したのは10時半過ぎ。大月観測所は欠測でしたが、おそらく依然やや増水しているであろうロワーコースへと出撃。

 ◆ロワー
 takeさんは、なんと新艇でした。
 Gumotex社のオリノコORINOCOというフネです。

 グモテックスのダッキーには、ヘリオス、サニー、サファリ、パラヴァなどが主に挙げられますが、オリノコはまだ見たことがありませんでした。

 幅と長さはリンクスII程度ですが、高さがあるので結構でかく見えます。
 重量は25kgもあるらしい(私のリンクスIは約14.5kg)。安定性はラフトばりに抜群そうです。

 グモテックスといえば昔はイワタニが代理店でしたが、現在はODSSに代わってしまい、ダッキーの取り扱いはほとんどなくなってしまったようです。どうやって手に入れたかというと、たまたまネットで中古で売りに出されているのを発見されたらしいですね。そのアンテナの領域といい、タイミングを逃さない決断力といい、すごいもんです。
 詳細はtakeさんの「2匹がゆく」にも記事がありますので、こちらを参照ください。

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 頭上には澄んだ青空が広がり、陽光が水面に反射して黄金色にきらめいています。冬の間、ずっと暗く静かで物悲しい雰囲気が漂っていた渓谷も、今日はあちこちで鳥のさえずる声がこだまし、ウグイスの鳴き声も混じって聞こえてきます。

 いよいよ春なんだなあ。
 川下りが最高に気持ちいいシーズンがようやく訪れました。

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 水量は、予想通り若干増えていました。パワーウォーターと呼ぶにはほど遠いですが、スタックをあまり気にせず大分快適に下れました。

 梁川橋手前の瀬に手ごろなホールがありましたので、久々に瀬遊び。



 G君も果敢に飛び込んでいました。
 初めてだったらしいですが、普段の腰の低さからは想像つかないほど度胸があります。しかも結構バランス取るのがうまい。

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 ここでしばらく遊んだ後、程よい疲れと共にゴール。
 瀬遊びすると結構腕力使うので、体力を消耗します。下る距離は短かったですが、存分に満喫できたダウンリバーでした。

 で、テイクアウト地点で上陸し、フネを畳んでいると、takeさんが近づいてきて一言。
 「これから、アッパー下りません?」
 「へっ?」
 「Gが、どうしても下りたいらしいですよ」
 「… ^^;」

 過去takeさんと下ったときの写真を見て、ずっと行きたいと思っていたそうです。 
 その気持ちに応えてあげたいのはやまやまですが、アッパー下るなんて露ほどにも考えていなかったから、瀬遊びで体力使い切ってしまってました。平たく言うと、もうバテバテです。

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ニックネーム ラナ父 at 00:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 甲信越>桂川(相模川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする