2008年08月15日

39 異常川人間たち(武庫川1)

水位:0.16m(道場)0.74m(生瀬) 気温:33℃(三田) 天気:晴れ 所要時間:約4h
区間:武田尾温泉橋〜西宝橋(約6.0km) メンバー:tomoさん、会長、花鳥、AZMAX


 13日からお盆休みに入り、関西に帰省しました。関西を離れた会長、花鳥も戻ってきているようです。
 お盆に川で泳ぐと霊に足を引っ張られるから行ってはいけないと言い伝えがありますが、異常川人間たちにそんな話は微塵も出ず、一堂に会する数少ないチャンス、どこの川で漕ぐかという話でもちきり。

 会長が所用で午後からの開始となりますが、私は川太郎を風呂に入れてやるためになるべく早く帰宅する必要があるので、近場最優先。よって嫁さんの実家に近い篠山川、武庫川が候補です。

 tomoさんは、「テンションの上がる川」を希望で、武庫川なら…といった感じ。
 会長は、「全てがある」川として、武庫川に興味津々。
 花鳥は、「体を浸かれる清流」として引原川か由良川を希望。
 アズマックスは蚊帳の外でした。最も年下の彼にはまだ発言権がないようです。
 武庫川が優勢ですが、花鳥の「体の浸かれる川」も捨てがたく、由良川でもええかなあと思いましたが、会長のリーダーシップで最終的には武庫川に決定。ひさびさにこの黄金メンバーが一堂に会しました。

 水位を確かめると、去年下ったときよりだいぶ少ない。前日の降雨に期待していましたが、見事に空振りでした。こりゃ、川歩きになるかなあと思っていたら、夜中2時半になって突然の雷雨。明け方になって水位が一気に去年レベルまで回復しました(道場:05時 0.09m→06時 0.45m)。俄かには信じがたい幸運です。

 30分前に現地に到着。ここ武庫川渓谷には旧福知山線跡が残っており、散策に訪れる人が多い。一度歩いてみたかったコースでもあるので、川の下見を兼ねて川沿いに辿ってみることにしました。

080815mukogawa004.jpg

 渓流は黄土色をして泡立っています。汚なさっぷりは、木津川笠置 < 武庫川渓谷 < 伊賀川ってな感じかな。

080815mukogawa007.jpg

 しかし渓相はこの上なく見事。乱立する巨岩が流れを塞ぎ、淵を作り、渦や落ち込みを作る。思わずため息が漏れ出る美しさです。航空写真で眺めると、すぐ近くに宝塚の市街地が控え、上流部には三田盆地が開けており、山間部は非常に狭く短い。しかも彫刻刀で削られた痕のようにゴルフ場がいくつも広がっていて、満身創痍のように見えます。近所(尼崎市)に住んでいながら、こんなところにこんな見事な渓谷が存在するのを知ったのはほんのつい昨年のことなのですが、本当に驚きでした。
 ◆川地図はこちらから

080815mukogawa008.jpg

 ちなみに写真の右側の超巨大岩「高座岩」はガリバートンネルみたいなアンダーアットになっています(詳細は去年の記録参照)。



 さらに少し遡るとトンネルがありました。中は薄暗く、ひんやりとして気持ちいい。トンネルの手前には「人面岩」の看板。

080815mukogawa009.jpg

 いやいや、「色々な人の顔」なんて浮かんできてほしくありませんから。トンネルの中で想像していると背筋がゾクッとしたので、ここで引き返して集合場所の生瀬駅へ戻ることにしました。

 渓谷といっても川幅が広く覆うものがないので、日差しは容赦なく照りつけてきます。あまりの暑さにへばったラナは、途中流れ込みの溝に体を浸して放熱。この支流の上流部には名塩の巨大ニュータウンが広がっていますが、意外とキレイでした。

080815mukogawa013.jpg

 生瀬でパンパリストたちへの授与式などを済ませ、秘境駅武田尾へ。駐車場(\500)で準備し、いよいよ出発です。

 夏場の武庫川は水温がかなり高い、というかほとんどぬるま湯なので川の上にいても体が冷えず、どんどん体力が削られていきます。昨年、熱中症を起こした轍を踏まぬよう、今年は2Lのペットボトルを2本準備しました。しかも昨日の雨の影響で、濁りがきつくなっているものの水温が若干下がっており、コンディションは去年よりだいぶマシです。

 ただ、フルドライで来ちゃったんですよね…。武庫川の水に触れたくないという思いがあったのと、これまで御嶽など水温の低い関東の川ではむしろ着ててちょうどいいくらいで、フルドライ着て漕ぐのが当たり前と思うようになっていたので。
 しかしこれは誤りだったということにやがて気付かされることになります。

続きを読む

ニックネーム ラナ父 at 12:39| Comment(0) | TrackBack(1) | 近畿>武庫川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする