2008年10月12日

51 第15回長良川WWFスラローム/二日目(長良川5)

水位:0.49m(稲成) 気温:20℃(八幡) 天気:曇り 区間:三段の瀬
メンバー:tomoさん、コニー、会長
応援:会長嫁、花鳥、義父母、後輩一号、川太郎

 長良川WWF二日目はスラローム。
 三段の瀬約500mの区間に設置された合計12の旗門(ゲート)を通過してタイムを競う競技です。

 今年は水量が少ないので、多少強引にいってもフリップしないやろし、ちょっとくらいタイミングをミスしてもリカバリーしやすいでしょう。したがって不通過(ペナルティ:50秒)は少なく、タイムに差が出にくいのではないかと思われます。接触(ペナルティ:5秒)など、小さなミスが命取りになりそうです。

 スラロームは専門性が高く、上達するためにはちゃんとした訓練が必要だと思いますが、我々を含めおそらく経験者はいないと思います。このような素人同士での戦いの場合、差を生むのは、まずはベースとなる操船能力と、川の流れを読む力。そしてより大事なのは、自身のスキルを把握した上でシミュレーションし、航下ルートを組み立てる力だと思います。
 前者はフリースタイルカヤッカーが得意とする領域です。後者には正解がないのでかなりアタマを使いますが、過去の出場経験がものをいってきます。
 そう考えれば、このスラローム競技は我々のチームにとってかなり有利なはずです。その割にここ数年間1位を取ったことがなく、イマイチ結果が伴っていないんですが、ぶっちぎりの得意分野を作るとすれば、ここしかないと思っています。

 さて、ゲートはこんな感じで設置されていました。ダッキーは、1番から12番までの旗門のうち、4番と9番が免除されます。



 1番、2番ゲートが最難所。ここをどう下るかが勝敗の分かれ目になりそうです。

081012wwf03.jpg

 二人して考えた案は以下の通りです。

 @1番ゲート通過後、いったんエディーB(地図参照)に入り、フェリーグライドでカレントを横断し、エディーAに入る
 A1番ゲート通過後、ウェーブBをクッションに使ってバウラダーを入れ、エディーAに直接入る

 ここでは、会長と意見が割れました。
 会長は確実性の高い@案を支持。ちなみに花鳥も@派です。私はA案の支持派でした。
 @は安全策ですが、Aより10秒はロスするでしょう。AはバウラダーのタイミングをミスしてエディーAに入り損ねた場合、リカバリーできないためゲート不通過になるというリスクがありますが、ソロやったらまず間違いなくいけるだろうという自信があったからです。

 他のゲートでは差別化しにくいので、A以外に選択の余地はないのですが、今ひとつ決め手に欠けます。どうすべきか悩んでいると、作戦会議中の別のチームから断片的に声が聞こえてきました。
 「あのゲートに、バックから入ったらどうやろ…」
 
 スラといえば前向いて通過するという固定概念しかなかったので、バックから入るというのは盲点でした。これ、いいかも。
 おかげで第三の選択肢を思いつきました。

 B1番ゲート手前のウェーブAをクッションに使ってバウラダーを入れて回転し、1番ゲートをバックで通過し、エディーAに直接入る

 ◆一本目
 今年の航下順は、インフレ(ダッキー)>RJ-2>RJ-1>ワールドカップとなりました。おかげでラフトの下り方を参考にできません。ただ昨日の下位順なので、ダッキーの10位から2位までの9チームの下り方を上流から遠目で参考にすることはできます。

 最も気になるのは昨日3位の美並カヌークラブ。この日から社長が合流し、最強チームとなります。
 上流から見た感じ、下り方は我々とほぼ同じ、ただ2番ゲートをミスったような…?




 次は昨日2位のコニーとトミー。もともと急造チームなのでスラは諦めてますわ〜、と笑ってましたが、コニーのあの緊張ぶりは絶対諦めていません。今や日の出の勢いがあり、このまま勢いづかせるとマジで怖い。
 しかし、2番の前でずっと固まっているようです。どうもエディーに入り損ねたみたい。途中で諦め、下流に落ちていきました。



 ダッキー部門ラストは我々シャレコウベです。
 前の二チームがミスしているので、精神的にはかなり余裕が持てますが、さっきのコニーチームのミスを見て、流速は思った以上に強そうだと思い、直前にして若干作戦を修正。ウェーブAの手前の段階で回転動作に入っておくことにしました。結果的にはこれが成功し、余裕を持って2番ゲートに向かうことができました。



 その他のゲートは難なくクリアです。ただ、三ノ瀬の11番ダウンゲートでカンって音がしたのが気になりましたが…。後で結果を見れば、やはり接触を取られてました。

 ちなみに撮影(とラナの面倒見)は、応援に来てくれていた花鳥にやってもらいました。ありがとうございました!

 ◆二本目

 やたら長い昼休みを過ごしても結局一本目の結果は出てこないままに二本目開始。本来、一本目の順位を見て二本目の下り方を決めるものなのですが、しょうがない。二本目の作戦は、下り方はそのままに、スピードを上げる(攻めの姿勢)ことに決めました。

 二本目までのダレた時間に花鳥は先に漕ぎに行ってしまわれたので、二本目の撮影は奥様方にお願いしました。ありがとうございます!

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 航下順は一本目と同じ。
 先にコニーとトミーがいきます。今度は見事成功!




 もともと短距離のスピードは互角のチームです。これはうかうかしていられません。一本目のときのような余裕は皆無の状態で二本目スタート。



 一本目よりいい感じで2番ゲートを越え、これはいける!と思いましたが…、8番のアップゲートでエディーキャッチのタイミングをミスり、失速してしまいました。やっぱりスラは難しい…。

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 ◆おまけ:ラフト部門(RJ-1)一本目

 ダッキー終了後は引き続いてラフト部門に入ります。ボートの大きさが異なるので、コース取りをそのまま使うことはできませんが、かなりの程度、参考にできますし、あんなでかいボートを巧みに操る技術の高さに感嘆して見入っておりました。

 <動画>

 晩を迎え、気になっていた結果がようやく発表されました。

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 2本目では上位チームは軒並み2番ゲートを成功していたようなので、8番にミスがあっただけに逆転されはしまいかと内心穏やかではありませんでしたが、結果を聞いてほっとしました。

 といっても私はこの日の晩は自然園にいなかったので、会長から電話連絡で教えてもらいました。
 今夜の宿泊先は、嫁と川太郎と一緒に郡上八幡市内のホテル吉田屋です。このホテルはフロントで呼び鈴を鳴らすとマックスという生後10ヶ月のかわいい白い子犬が応対に出てきます。といってもゴールデンレトリーバーなので、顔は赤ん坊でも図体はすでにラナくらいなんですが…。

 自然園ではヒットマンの話題で盛り上がっていたようですが、こちらは宵の闇広がる静かな城下町にてゆっくりと過ごしました。

ニックネーム ラナ父 at 05:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 東海>長良川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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