2008年04月29日

22 東京都の渓谷を下る(日原川1◆72)

水位:?m(測定不可)〔参考:-2.51m(調布橋)〕 気温:16℃(小河内) 天気:晴れ
区間:神庭沢(かにさわ)〜大沢国際鱒釣場手前(約2.0km) メンバー:TAKEさん


 日原川(にっぱらがわ)は、東京都の最高峰雲取山(2,017m)を水源とし、日原渓谷をなし、奥多摩町氷川にて多摩川に流入する一次支川です(幹川流路延長、流域面積は不明)。なお流域の小川谷沿いには関東随一の規模を誇る日原鍾乳洞があります。

 『下りたい川リスト』優先度Aにランク付けされているこの日原川、水位観測所がないので水量の予測ができません。もっとも、観測所があっても過去のデータと、航下可能水位を知らないと予測できませんけど。

 4月前半の雨の影響がまだ残っていればいいなという期待を抱きつつ現地に向かいました。
 もし水量不足や釣竿過多だったら同じ優先度Aの丹波川、これもダメなら多摩川本流に変更という代替プランも考えていましたが、幸いにして不要になりました。

 吊橋(白妙橋)から下流を望むと…、
 …何とか下れるだけの水量がありそうです。やった!

 それにしても流れる水のきれいなこと。そのまま飲めそうですね。東京都ですよ、ここ。都内にこんな渓谷があるなんて、信じられないです。

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 吊橋はこんな感じでとても小さくて古い。三人以上同時に乗るなと注意書きしてあります。上流側を仰ぎ見ると、石灰岩を運ぶトロッコが鉄橋を走っている姿が見えます。
 ちなみにラナは吊橋が怖いようで、あまり近寄ってきません。

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 しばらく川沿いにクルマを走らせましたが、竿も見当たりませんでした。

 次はプットイン・テイクアウト地点の設定ですが、これが非常に困難な作業でした。日原トンネルを抜け、小川谷との出合(日原鍾乳洞付近)まで遡上してみましたが、容易にプットイン可能な場所が全然見つからない。両岸が懸崖を成し、上陸不可地点が延々と続くうえ、谷が深すぎて川相が確かめられない箇所も多いのです。

 上陸できない上に見えないトコ下るってのはリスク高いなあ。
 しかも携帯がところどころで圏外です。東京は地下しか圏外がないと思ってました。

 そして、極めつけはこんな看板。

 「平成十五年三月十一日、奥多摩町の道路(日原しょう乳洞方面)のガケ下で二〇歳代から四〇歳代までの女性の手足首や太いバリバリの黒髪が発見されました。…(後略)

 あまりにリアルな描写に、思わず背筋がぞくぞくっとしました。
 5年前だしさすがにもう解決されてるだろうけど、絶対、入りたくなくなりました(注1)。

 ということで、比較的車道との高低差が小さく、車道から川相を確認しやすかった神庭沢から吊橋までの区間(約1.6km)をコースに設定しました。


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ニックネーム ラナ父 at 21:40| Comment(2) | TrackBack(0) | 関東>日原川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月27日

21 増水長瀞40t(荒川2)

水位:1.82m(親鼻) 流量:40.4t(玉淀ダム) 気温:15℃(寄居) 天気:曇り
区間:栗谷瀬橋〜高砂橋 メンバー:王子(花鳥料理2000)


 下久保ダムから南東へ山一つ越えると埼玉県皆野町に出ます。時間にして1時間強。こちら側に着くと、期待通り雨は止んでいました。

 「満願の湯」にて昭和の雰囲気を堪能し、生気を取り戻した後、栗谷瀬橋下流の川原にクルマを乗り入れ、そのままキャンプ。
 花鳥料理について熱く議論を交わしました。
 就寝は、確か20時半ぐらい。そのまま車内で5時まで寝てました。

 8時に行動開始。ダム放水量は40t程度らしいです。
 前回(2月)に訪れたときは、広い川原に幅狭い運河が細々と流れていたのですが、今朝の流れは川幅いっぱいに広がっています。

 回送中、二人のカヤッカー(Tさん、Hさん)と知り合う機会があり、前半は一緒に下らせてもらいました。二人とも、めちゃめちゃうまいです。

 しょっぱなからパワフルなスタンディングウェーブが連続。
 大歩危みたいな感じです。

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 メインのコタキには長良川のどっかんの瀬のようなストッパーウェーブが二つもできていました。

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 学生ふうのダッキー3艇編隊が後ろから下ってきましたが、案の定撃沈です。

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 なんだか楽しそう…。
 私がこれくらいの時期って、川の流れは全然読めてないし、ましてフネを思い通りに動かすこともできなくて、ただ流れるままに流されていたって状態だったんですが、それだけに瀬ごとにドキドキしてたのを覚えています。
 なんだか懐かしい気持ちになりました。

 さて、同行のお二人はコタキのウェーブで遊び始めました。
 学生時代ならずとも、今までやろうと思いつきもしなかったのですが、触発されて乗ってみようと試みてみました。




 ここ、瀬のラストにある亀岩という岩のあたりがタコツボになっているうえに下流の岩壁がアンダーカットらしいです。プレイスポットとしては危ないですな。

 お二人とはここで別れ、以降は花鳥と二人で。
 コタキから下流は名勝岩畳をはじめとしたのんびりコース。
 
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 天気が回復してきて雲間から晴れ間が覗き、暖かくなってきたところでゴール。昨日の神流川とはまた異なるパワーウォーター系の川くだりでしたが、存分に楽しむことができました。

 帰りは秩父から山越えして青梅に出るルートを初めて通ってみましたが、使えそうです。今まで長瀞には高速代が結構かかるので積極的に行こうという気がしませんでしたが、解決しそうですね。

ニックネーム ラナ父 at 19:15| Comment(0) | TrackBack(1) | 関東>荒川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月26日

20 蛇木渓谷を下る(神流川1◆71)

水位:0.54m(万場) 流量:10.8t(下久保ダム) 気温:9℃(神流) 天気:雨
区間:蛇木の滝〜下小越(9.1km) 所要時間:180分 メンバー:王子(花鳥料理2000)


 GWが始まりました。
 11連休だなんて恵まれた方も世の中にはいるようですが(NKC会長とか、茨城王子とか)、私は暦どおりです。

 空は薄暗いクモリゾラが広がっていますが、河川は先週に引き続き各所にて増水傾向。週末と河川増水という二つのタイミングが合致する機会というのはそうそうありません。さらに同行者、天気などの付帯条件も同時に満たすとなるとさらに確率は下がりますので、今日ここで王子と川下りできるというのはかなり幸運に恵まれているんだなあと思います。

 さて話は変わりますが、今年は「初めての川」を計画的に下ってみようかなと考えています。これまでは、所詮遊びなんやし、あえて計画的にはやりたくないという思いがあったのですが、今後今まで通りのペースで川くだりができるかどうかというと微妙ですので。

 その手段として、『下りたい川リスト』を作成しました。
 文字通り下りたい川をリストアップし、そこから自宅からの距離、難度、河川情報などの項目を勘案して優先度を決め、週末増水のチャンスに巡り合ったときは優先順位の高い順から攻めるというやり方を試行的にやってみたいと思っています。
 リストを見るとその時点での自分の志向もよく分かりますしね。

 その考えに基づき、本日は優先度Aに位置づけされた神流川(かんながわ)へ行ってきました。
 あの『日本の川地図101』に川地図があり、情報収集は非常に容易でした(データは22年も前のものですが)。懸案事項は水量が把握できないことでしたが、もしNGの場合は、お隣の長瀞を漕げばよいかと。

 神流川は、三国山(1,815m)を水源として北上し、東へ向きを変え、下久保ダムを経て新町にて烏川に流入する幹川流路延長87.4km,流域面積407km²の利根川の二次支川です。下久保ダム直下には、三波石と呼ばれる緑色の結晶片岩が露出する景勝地「三波石渓」があります。

 『川地図101』によれば、「蛇木の滝〜尾附の高橋の間は『蛇木渓谷』と呼ばれ、3級以上の瀬が数か所ある」とあります。ちなみに「蛇木」はヘビキと読みます。ジャギではありません。

 また、現地に着いて初めて気付きましたが、神流川の水源のひとつにはあの御巣鷹山があります。1983年8月12日、520名が犠牲となった日航ジャンボ機墜落事故現場です。

 下久保ダムより上流部は雨でしたが、ぱっと見て下れる水量があることが分かりました。笹濁りなのでどうも増水しているようです。

 『川地図101』に従い、乙母〜丸岩をコースに設定しようとしましたが、乙母地区は川幅広く浅い箇所が多い上、橋の周りは釣竿だらけ(フライで有名らしい)。そこで下流へスライドさせ、蛇木の滝をプットイン、下小越(桜井沢出合付近)をテイクアウトに設定しました。


大きな地図で見る

 蛇木の滝…。いい響きやなあ。
 この川を下りたい、と思った理由の一つです。
 あわよくば滝落ちにもチャレンジしてみたいなあと。

 しかし我々を出迎えたのは、落差約9mの巨大な砂防堰堤でした。

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 『川地図101』の掲載写真では、右岸の岩を滑り落ちる部分だけが写っていて、コンクリの堰堤部分は左岸の岩に隠れて見えなかったのです。

 そう、ちょうどこのように…。

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 蛇木の滝って人工物だったのね…。
 騙された…。
 二人で「裏切りの滝(ジャギの滝)」と命名しました。

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ニックネーム ラナ父 at 19:04| Comment(2) | TrackBack(2) | 関東>神流川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月21日

19 70本目!(藁科川1◆70)

水位:1.43m(奈良間) 気温:20℃(静岡) 天気:快晴
区間:黒俣川出合〜福養橋(3.1km) 所要時間:40分 メンバー:ソロ


 夜中の3時半に三田市を発つ。ときどき仮眠を取りながら、中国道、名神を経由して東名高速を関東方面へ。静岡ICまで辿り着いたのは8時頃。日もすっかり昇り、上着を着ていると暑く感じるくらい。
 今日もいい天気です。ラジオによると月曜日が晴天に恵まれるのは4週間ぶりらしい。

 私はごくごく一般のサラリーマンですので、本来なら本日は仕事です。しかし今日通常通り出勤するとなると、体力面を考慮すれば、この週末は法事を済ませて関東⇔関西を往復するだけのかなり味気ないものになってしまいます(昨日の揖保川ももちろん漕げてません)。そこで週末をフルに関西で過ごし、月曜日は移動日に当てられるよう、本日は有休を取っていたのでした。

 このまま川崎までクルマを走らせれば、遅くとも昼までには到着するでしょう。午後はゆっくり移動の疲れを癒し、英気を養うことができます。

 が。
 まだこんな早い時間やし、こんないい天気やし、それにまだようさん水量あるし…。
 これだけ好条件に恵まれている日なんて、そうそうありません。
 行くしかないでしょう。
 どこってもう、ひとつしかありません。

 行き先は、安倍川支流の藁科(わらしな)川にしました。
 藁科川は、静岡市葵区西部の七ツ峰(1533m)を水源とし、安倍川に注ぐ幹川流路延長29km,流域面積176 km²の一級河川です。

 以前、車窓から眺めて下れそうとは思いましたが、その後有効な情報が得られず、ほったらかしになっていたので、イン/アウトの場所決めから始めました。
 風光明媚なスポットや面白そうな瀬、危険な人工物などがないかチェックし、単独行というリスクと天秤にかけて判断します。ベストな解答はどこにも載ってないので時間はかかりますが、楽しい作業です。

 下流のほうは、車道より堤防が高いため、クルマを走らせながらではなかなか川の様子が見えません。垣間見る限りでは、水量は下る分に充分ですが、延々ザラ瀬で川相が今ひとつ変化に乏しい。どんどん上流に遡っていきました。
 
 富沢橋の下流に、左岸側が断崖になっている箇所が見えたので様子を見に行くと、なかなかいい雰囲気です。
 ここ、下りたいなあ。

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 その後、小島地区まで遡りましたが、気に入ったところは見つからず。さらに上流部も見てみたい気持ちはありましたが、時間的に厳しそうなので今回は断念。
 結局、黒俣川との出合から、約3km下流の福養橋までの区間に決定しました。


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ニックネーム ラナ父 at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 東海>藁科川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月20日

18 自宅から600km(揖保川1◆69)

水位:-0.40m(山崎第二) 流量:37.78t(推定) 気温:18℃(一宮) 天気:快晴
区間:神野発電所〜河東大橋(8.3km) メンバー:tomoさん、アズマックス


 兵庫県の川を下るシリーズ(?)第三弾。

 ■参考 第一弾…篠山川 第二弾…武庫川

 メンバーは、tomoさんとアズマックスのゴールデンコンビ。この三人で下るのは奇しくもあの武庫川以来、かな?
 天気は快晴、両岸に迫る山々は鮮やかな黄緑色を基調に色とりどりに彩られ、眼前を流れる深い蒼色の水は思っていたよりもずっときれい。
 いやー、予想をいい意味で大きく裏切ってくれました。

 すばらしい川です。揖保川。
 揖保川は、藤無山(1139m)を水源とし、途中、引原川、林田川などを合わせ、播磨灘に注ぐ幹線流路延長70km、流域面積約810km²の一級河川です。中流部では醤油、素麺、皮革等の産業が盛んであるのが特色となっています。

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 ところで、なぜ川崎の自宅から600kmも離れた場所にいるのかというと、土曜日に法事があって枚方に帰ってたのです。泊まりなので、ラナを連れて、クルマで。
 で、その後妻の実家の三田へ移動。日曜日午後から妻とお出かけの予定がありましたが、13時半まで三田に帰るという条件で、川で漕ぐことのお許しが出たのです。
 以前、同様のケースで桂川に行ったことがありましたが、そのときは思いっきり遅刻してしまいました。今回は何が何でも遵守する必要があります。
 となると、必然的に三田市の近場となるわけで、篠山川あたりかなあと考えていたら、tomoさんから提示があったのがこの揖保川でした。

 最終的に、篠山川の水位が高すぎて(谷川0.5mオーバー)、ちょっと危ないかもということで揖保川に決定しました。

 正直、大して期待はしてませんでした。
 というのは、兵庫県の川って汚いという先入観をどことなく持っているからです。
 それは、幼少時代猪名川の近くに住んでいた時に育まれたものかも知れませんし、篠山川、武庫川を下ったときの水質がひどかったことが原因かもしれませんが、いずれにせよ、その名を最初に聞いたとき、プラスのイメージを持たなかったのは事実です。

 そもそも、下れる川として認識していませんでした。
 「揖保乃糸」の揖保川? くらいしか思いつきませんでしたもん。

 しかしまあ、このメンツで下れるのならそれだけで充分に楽しいので、ぶっちゃけ、どこの川でも良かったし、「初めての川」というのはやはり魅力があるものでしたし。

 とまあ、こういう背景があったわけです。


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ニックネーム ラナ父 at 16:52| Comment(0) | TrackBack(1) | 近畿>揖保川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月12日

17 初めての増水桂川(桂川5)

水位:1.84m(大月) 1.13m(桂川強瀬) 気温:17℃(大月) 天気:曇り
区間:キャンプ場手前〜桂川清流センター メンバー:後輩1号(回送)


 関東に転勤となって約半年、初めてまとまった雨が降りました。各地の水位計は軒並み上昇。
 やっと来たな〜。下ってみたい川は利根川水系とか多摩川水系とか安倍川水系とかにそりゃもう色々とありますが、あいにく本日はソロで、かつ時間もあまりないので、遠かったり、難度の高すぎたり、下見に時間のかかる川というのはNG.
 ということで、結局近場の相模川水系に繰り出しました。

 最初に狙ったのは大月で桂川本流に注ぐ笹子川。下るには充分な水量がありましたが、堰堤多すぎです。規模は小さいものばかりでしたが、それだけに手前にプールがないものが多く、回避が難しそう。道路が川から離れているところも多く、事前下見が不十分な上にインとアウトの設定も難しい。いきなり下るには相当の時間を要するであろうため、残念ながら却下となりました。
 また時間のあるときにじっくりと下見して、事前にコース設定しておく必要がありますね。

 結局、下ることにしたのは桂川本流ロワーコース。
 大月観測所水位計の数値が1.84mですから、渇水時(1.13m)より約70cmアップしていることになりますが、なにぶん増水時に下ったことがないのでイメージが湧きませんから、実際にこの目で見て把握するしかありません。

 キャンプ場手前のプットイン地点から川を覗いてみて。
 受けた印象は、先週下った長良川と同じくらいの水量だなあと。たぶん、20tはありそうです。川の色は意外にも軽く濁りが入った程度。

 増水時に劇的に難度がアップする川は、@勾配がきつい、A川幅が狭いところだと考えていますが、桂川は部分的ではなく全体的に両者を満たしているので、かなり注意しておく必要があります。とくに核心部分のキャンプ場の瀬はスカウティング必須として、出発しました。

 最初の瀬はいつも底を擦りながら岩を避けて漕いでましたが、顔に飛沫がかかるほど大きなウェーブが次々押し寄せるパワフルな瀬に変貌していました。
 パワー面でも長良川に近いです。先週経験しておいて(沈もしといて)マジで良かったと思いました。これが今年初だったらビビりが入って動きがぎこちなくなっていたのは間違いないでしょう。

 左手にキャンプ場跡が見え、核心部に到着。
 やっぱり全部繋がってしまって、先が見えないほど長い瀬になっています。でもよく見れば渇水時と同じ、四段に分けることができるので、細かくエディーをとって上陸しては、ルートの確認を行いました。



 一段目は、一文字に広がる大きなウェーブ。
 ダッキーでも乗れそうな大きさで、楽しそうですが、後ろにあと三段控えていることを考えて遊ぶのは止めました。左岸側が崩れていたので、念のため左岸側から進入して突破。

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 二段目。
 右岸側から左カーブを描いて大岩のすぐ左を抜けるルートと、中央のホールを正面突破するルート、左岸側の崩れたウェーブを越える三ルートがありましたが、初めて&独りなので冒険はせずに左岸ルートよりクリア。

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 三段目。
 右岸側は大きなドロップ&ホールができています。左岸側は滑り台状になって四段目に続いています。
 二段目と同様、左岸ルートを選択。

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 四段目。
 渇水時に比べると段差が潰れてなくなっています。中央から右は長良川の円空ホールみたいなストッパーを形成していますが、左岸寄りにまっすぐ下れば滑り台状に下れます。ここも左岸側を選択。

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 総じて二段目以降は左岸寄りを選択し、とくに問題なく下れました。

 ちょっと飛ばし目に下りましたが、コースタイムは45分程度。渓谷らしく複雑な流れを刻む瀬は美しく、迫力があり、最後まで息は抜けませんでしたけど超がつく快適なダウンリバーでした。いつもこんなだったら最高なんやけどなあ。

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ニックネーム ラナ父 at 20:06| Comment(4) | TrackBack(0) | 甲信越>桂川(相模川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月06日

16 花鳥送別会/二日目(長良川2)

水位:0.32m(稲成) 気温:19℃(美濃) 天気:快晴 区間:講和橋(ビーチ)〜ふれあい広場
メンバー:ヤマカズさん、N村さん、tomoさん、アズマックス、会長、花鳥、コニー、オギー、モリ君、後輩1号(回送)


 今日もいい天気。
 KROさんは昨日のうちに帰られましたが、その代わりに本日はオギーとモリ君が登場。これでNKCのメンバーほぼ揃い踏みです。
 オギーは一児の父となり、モリ君は消防士となりました。
 王子の転勤だけでなく周囲にも環境の変化は起こっているわけです。

 変化といえば、ラナがだいぶ太りました。
 10月に膀胱炎と結晶尿で病気して一時食欲も落ちていたのですが、快復後に療法食(Hill's c/d:ストルバイト尿石症の再発防止食)を食べさせるようにしたところ(ちなみに普通に買うと1kg1890円で家族で一番高いもの食べてます)、非常によく食べるようになりました。私としてもまた病気になっては困るのでどんどんあげていたら、いつの間にか胴回りが二回りくらいでかくなっていたというわけです。
 コニーのお腹と合わせて皆から指摘されましたが、二人(一人と一匹)には太っているという自覚がないという点でも共通していました(笑)。

 さて、王子こと花鳥の送別ダウンリバーには、この二人以外にも参加者がいはりました。
 ナラヨシでよく一緒になった「ナラヨシ友の会」のN村さんとヤマカズさんです。花鳥(当時:EZ課長)が学生時代に所属していたチームですが、この日のためにわざわざ来ていただいたのでした。
 めっちゃ久しぶりです。2年半ぶりくらい?
 ラナがまだ小さい頃から、よくナラヨシでお会いしてました。あの頃は二人ともめっちゃ年上に思ってましたが、実はそれほどでもありませんでした。とくにヤマカズさんがtomoさんより年下だったのにはびっくりでした。向こうがまったく変わらないのか、私が老けたのか…。
 ちなみに花鳥は二人に対して相変わらずの心酔ぶりで、普段毒吐きまくりの彼のキャラとあまりに乖離しているので、tomoさんに相当いじられてました。

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 終了後は「台湾ラーメン」で昼食という大勢を、花鳥の鶴の一声で「中華料理2○○○年」へ。独特のキャラをしたマスターのいるお店です。花鳥は好きらしいですが、どうもコニーは馬が合わないらしく、終始切れ気味です。

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 まあ、キャラはともかく、時間に相当余裕がないと来れない店であることは確かです(料理が出てくるのがめちゃくちゃ遅い)。
 学生時代に花鳥たちと一度食べに来たことがありますが、料理のメニューといい、店内の備品といい、マスターの佇まいといい、店内の雰囲気はあの頃とまったく変わっていません(トカゲ台風時の洪水で一度流されているはずですが)。長良川の七不思議の一つです。

 最後に花鳥、名古屋での長い長い修行期間、どうもお疲れ様でした。
 本来の研究職で、充実した生活を送ってください。そしてようやく休めるようになった土日は、同じ関東同士、機会あれば一緒に漕ぎましょう。

 また、転勤後のブログ「花鳥料理2000」開設楽しみにしてます。

ニックネーム ラナ父 at 00:57| Comment(0) | TrackBack(1) | 東海>長良川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月05日

15 花鳥送別会/一日目(長良川1)

水位:0.32m(稲成) 気温:19℃(美濃) 天気:快晴 区間:どっかん〜道の駅美並
メンバー:KROさん、tomoさん、アズマックス、会長、花鳥、コニー、後輩1号(回送)


 道の駅美並に9時に到着。集合時間は11時なのでかなり早めの到着でしたが、すでにNKCの王子様こと花鳥のクルマが停まっていました。
 フネを下ろそうとしていた本人の顔は笑顔でいっぱいでした。陽のオーラが滲み出ています。

 3年間の現場監督としての下積みを終え、4月よりようやく本来のポストである研究職に就くことになり、職場も名古屋から関東の茨城に移るため、今回NKC主催で長良川にて彼の送別会を執り行うこととなり、馳せ参じたわけです。
 関東に転勤する彼の送別会のためにその関東から参加するのも何かおかしな話やなあと違和感を感じないでもありませんでしたが、まあいいや。

 仮眠でもしようかと思っていましたが、王子が木尾(コンノ)で漕ぐというので、私も付き合うことにしました。それこそ何十回と漕いでいる長良川ですが、なにげにコンノで遊んだことがなかったんですよね。

 遊んでみた結論ですが、ダッキーでは難しい…。
 ウェーブに残るのも大変ですが、沈するとかなり下流まで流されるので、戻るのにかなり体力を消耗します。3回ほど流されると、吐き気がして気分が悪くなってきたので中断しました。
 ETCの深夜割引(現在、なんと4割引です)を適用させるため、今日は2時半起床、3時半発の強行軍で400kmの道のりを走破してきましたが、やっぱ疲れが思いっきり残ってたようです。

 横になって休んでいるうちに遅れていた関西組が到着し、全員集合。
 このメンバー、久しぶりですなあ。
 とくにスノボ三昧のアズマックスやチャリがメインだったKROさんはネット上でも姿を見かけなかったので本当に久しぶりの感があります。

 ダウンリバーは高原やなの下、左岸から。
 直下にいきなりどっかんの瀬が控えています。私は本日が初ナガラなんですが…。さらに今日初漕ぎの人もいるんですけど…。
 コース立案者たる会長は、どこ吹く風で今日(へそくりで)買ったばかりのALL STARの進水式。

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 出発直前に集合写真。陸上から嫁に撮ってもらいました。またもや留守番させてしまってすいませんね…。

 さて、どことなく胸騒ぎを感じながらも、いよいよ出発!

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 今日のナガラは思いっきり濁りが入っていましたが、そこは何度も下った経験で、どっかんも落ち着いて突破。この水量下ではストッパーが比較的小さかったのも幸いしました。

 左岸のエディーを取って後続を待っていると、tomoさんがメインのストッパー手前で沈。すぐにロールで起き上がるも、メインでまたもや沈。そのまま沈脱して流されていくのが見えました。人とフネはあっという間に流されていきましたが、パドルが右岸に引っかかっていたので回収に向かう。
 リサーキュレーションで浮き沈みを繰り返すパドルに手を伸ばした際、フネの位置が微妙なところでしたので右サイドが流れに食われる。体重を左に傾けて堪えたつもりでしたが、あっさりとフリップ。自分でも驚きでした。
 関東に来てからというもの多摩川と桂川ばっかりで、水量の多い川を全然下れてないもんなあ(時期的なものも多分にありますが)。水量が多いと、基本的なところ(フネの向きやパドリング・リーンの緩急など)がまずいと失敗が形になって出やすいです。ちょっと、疎かになっていたのかもしれません。

 それはそうと、今年初漕ぎで緊張しきりだったマックスは周囲の期待通りにチンダツして泳いでました。

 三又の瀬の下で休憩後は、KROさんのフネと交代してもらいました。カヤック乗るの、これまた久しぶりです。サファリに乗っていたら比較的スムーズに漕げるのですが、半年以上乗っていないので違和感感じまくり。それでもしばらく漕いでいると欠落していたものが徐々に埋まっていくような感じがしました。

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 微妙なバランス感覚を研ぐという点ではちょくちょくサファリに乗らんとダメですね。そうなるとしかし誰がラナを乗せて下る? うーん、奥さん復帰後でないと難しいか…。

 にわかカヤッキングは、結局リバーベースまで続きました。KROさんありがとうございました。

 今日のテイクアウトは、いつものリバーベースではなくさらに下流の道の駅美並です。この区間はほとんど瀞場なので下る機会に乏しく、確か過去二回ほどしかないはずです。最初は、初出場の長良川WWFのダウンリバーで。二度目は、増水時に会長とWWFに向けた練習で美濃橋まですっ飛ばして下ったときです。

 もう5年以上も前ですが、初めて下ったときの木尾の二又瀬が強烈に印象に残っています。左岸ルートから入りましたが、ドロップで思いっきりホールに捕捉され、二人乗ったリンクスが一回転してしまい、冷や汗かいたのを覚えています。逆に二回目は増水で瀬がつぶれていたのか、ほとんど記憶がありません。

 とまあ、記憶にあったので無難にクリアしたのですが、逆に言えばここの瀬しか印象に残っておらず、次の瀬のことは完全に無視していました。

 木尾やなの建物が右手に見える箇所に長い瀬が見えてきましたが、一緒に下っていたアズマックスに、記憶にないし、まあ大したことないやろと言っておいて先に下ったのですが、大したことありました。

 右岸寄りにでっかいホールがあります。
 思わず、避けてしまいました。

 しかしマックスは勇敢に突っ込んだようです。
 後ろを振り返ると、裏返ったカヤックが右岸の浅瀬に座礁しており、そこからやや本流寄りに足が一本とスプレースカートの一部と思しきものが水面から突き出しています。

 なんか、犬神家のシーンみたい…。

 足が水面から出てるのは浅いところを転がされているからで、笑っている場合やないんですけど。

 それはそうと、tomoさんはさすがマックスの相棒らしく、同じくチンダツ。
 示し合わせたようにまったく同じ箇所で、同じ回数のチンダツです。半年経っても相性の良さは不変のようです。

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 ゴールすると、どっと疲れが出てきました。コニーたちと、もう外食にして、さっさと宿でビール飲みたいなあと話してましたが、会長が頑として聞き入れず、当初の計画に忠実に、ジャスコで買出ししてフォレストパーク373でモツ鍋パーティです。

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ニックネーム ラナ父 at 00:51| Comment(2) | TrackBack(1) | 東海>長良川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする