2008年03月30日

14 たまたま(多摩川5)

水位:-2.57m(調布橋) 気温:10℃(青梅) 天気:曇り
区間:御嶽苑地(放水口)〜二俣尾 メンバー:TAKEさん、G君


 平日の朝、起床後にまずシャワーを浴びる習慣ですが、その時のラナの反応に面白い傾向が見られます。

 月曜日…寝室の布団に横たわったまま動かない。無反応。
 火、水曜日…寝室と廊下の境界で蹲っている。反応は鈍い。
 木、金曜日…風呂場近くの廊下でうつ伏せになって待っている。

 いわずもがな、風呂場からの距離とストレスは反比例の関係にあるようです。週末の運動量が少なければ、布団で寝たきりの時間が短くなり、浴室に近づくのが早くなるという按配です。金曜日あたりには、さらに目つきが険しくなって、三角の目をして睨めるようにじっと見つめてきます。

 結構なプレッシャーです。
 寒の戻りで、今日みたいな10度にも満たない肌寒い日は正直外出が億劫でしたが、このまま家にいると怖いので出かけることにしました。

 今週末は、妻がこっちに来るかもと、川に関してとくに予定を立てていなかったのですが、ソロでかつ近場での行き先はとなると、桂川か多摩川は御嶽となります。
 桂川は先週堪能したので、じゃあ今日は御嶽かなと。
 前回みたく寒山寺まで下って遊歩道沿いに徒歩回送しようかしらんと考えながら運転していると、目前で御嶽宛の駐車場に入っていった漆黒のクルマに目が留まりました。

 気になったのは無意識に何か引っかかるものを感じたからですが、案の定よく知っている、てゆうか乗ったこともあるクルマでした。

 takeさんのD5です。
 すっげえ偶然。
 てゆうか、近場で桂川以外となると御嶽しか選択肢のない現状を鑑みるとある程度必然なのかもしれませんが…。

 相変わらずザックを抱えて電車でここまでやって来ていたG君も交え、三人と二匹で一緒に二俣尾までのコースを下ることになりました。

 ラナは到着するなり走りまくり吠えまくり泳ぎまくり、JETを追い掛け回して台風のように大暴れ。一週間家で何もしないで過ごしているとよほどストレスが溜まるようです。しかしJETはいい迷惑ですね…。大人の対応なので助かります。

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 川沿いに人が多いのは相変わらずですが、この天気のせいで遊歩道を歩くギャラリーは少ないほう。
 釣り竿も減ったような気がします。回避も容易でした。フネが頻繁に通過するせいか、そもそも本流に竿が入っているケースが少ないのです。

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 日の出のまんぷく食堂で遅い昼食の後、解散。

 ラナは満足したようで、憑き物が落ちたような、随分とおとなしいお利口犬になってました。たまたまお二人と出会えたおかげで存分に楽しむことができました。takeさん、G君、ありがとうございました。

 それからG君、4月から社会人として頑張ってくださいね!

ニックネーム ラナ父 at 00:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 関東>多摩川(丹波川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月22日

13 桂川 L&U(桂川4)

水位:1.20m?(大月) 1.13m(桂川強瀬) 気温:18℃(大月) 天気:快晴
区間:キャンプ場手前〜桂川清流センター/舟場橋〜桂川大橋 メンバー:TAKEさん、G君


 桂川の水量を推測するのに、二箇所の水位観測所があります。
 一つは、強瀬橋下流200m(八ツ沢発電所取水堰堤上流)にある「桂川強瀬」観測所、もう一つは猿橋付近にある「大月」観測所です。

 アッパーコースでもロワーコースでも、桂川を下るにあたってこれまで前者しか主に見てませんでしたが、ロワーの場合は位置的に後者のほうがより正確なのではと最近思ってます。また春分の日の雨で大月が1.13m→1.5mほどまで上昇したのに対し、強瀬のほうは1.13mのまま変化なしでした。いかに上流の川茂堰堤からの放水量が一定だったにせよ、支流の流入量は増加したはずでアッパー区間も多少は増水した可能性が高いですから、アッパーの場合でも強瀬だけではなく、大月と合わせて見ておく必要があると感じました。いずれ水量との関連性を掴めればと思います。

 さて、強風と冷たい雨に晒され、漕ぐどころではなかった木曜日とはうって変わり、今日は澄み切った青空が広がる春本番の晴天となりました。
 今日はtakeさんと探検部のG君が一緒です。学生だったG君は4月から社会人となり、クルマにも乗れるようになったと聞いていたのですが、相変わらず大きなザックを背負って電車に乗って来てました。

 これだけ暖かくなると外出する人も当然増え、道路はあちこちで渋滞してました。takeさんは思いっきり掴まってしまったようで、待ち時間の間、暖かな陽射しを浴びて時々まどろみながら『沈まぬ太陽』を読んでました。宮部みゆき全文庫本を読み終わっても読書ブームは冷めることなく、現在山崎豊子の文庫本を読んでます。

 全員集合したのは10時半過ぎ。大月観測所は欠測でしたが、おそらく依然やや増水しているであろうロワーコースへと出撃。

 ◆ロワー
 takeさんは、なんと新艇でした。
 Gumotex社のオリノコORINOCOというフネです。

 グモテックスのダッキーには、ヘリオス、サニー、サファリ、パラヴァなどが主に挙げられますが、オリノコはまだ見たことがありませんでした。

 幅と長さはリンクスII程度ですが、高さがあるので結構でかく見えます。
 重量は25kgもあるらしい(私のリンクスIは約14.5kg)。安定性はラフトばりに抜群そうです。

 グモテックスといえば昔はイワタニが代理店でしたが、現在はODSSに代わってしまい、ダッキーの取り扱いはほとんどなくなってしまったようです。どうやって手に入れたかというと、たまたまネットで中古で売りに出されているのを発見されたらしいですね。そのアンテナの領域といい、タイミングを逃さない決断力といい、すごいもんです。
 詳細はtakeさんの「2匹がゆく」にも記事がありますので、こちらを参照ください。

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 頭上には澄んだ青空が広がり、陽光が水面に反射して黄金色にきらめいています。冬の間、ずっと暗く静かで物悲しい雰囲気が漂っていた渓谷も、今日はあちこちで鳥のさえずる声がこだまし、ウグイスの鳴き声も混じって聞こえてきます。

 いよいよ春なんだなあ。
 川下りが最高に気持ちいいシーズンがようやく訪れました。

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 水量は、予想通り若干増えていました。パワーウォーターと呼ぶにはほど遠いですが、スタックをあまり気にせず大分快適に下れました。

 梁川橋手前の瀬に手ごろなホールがありましたので、久々に瀬遊び。



 G君も果敢に飛び込んでいました。
 初めてだったらしいですが、普段の腰の低さからは想像つかないほど度胸があります。しかも結構バランス取るのがうまい。

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 ここでしばらく遊んだ後、程よい疲れと共にゴール。
 瀬遊びすると結構腕力使うので、体力を消耗します。下る距離は短かったですが、存分に満喫できたダウンリバーでした。

 で、テイクアウト地点で上陸し、フネを畳んでいると、takeさんが近づいてきて一言。
 「これから、アッパー下りません?」
 「へっ?」
 「Gが、どうしても下りたいらしいですよ」
 「… ^^;」

 過去takeさんと下ったときの写真を見て、ずっと行きたいと思っていたそうです。 
 その気持ちに応えてあげたいのはやまやまですが、アッパー下るなんて露ほどにも考えていなかったから、瀬遊びで体力使い切ってしまってました。平たく言うと、もうバテバテです。

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ニックネーム ラナ父 at 00:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 甲信越>桂川(相模川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月16日

12 御嶽、春本番(多摩川4)

水位:-2.58m(調布橋) 気温:17℃(青梅) 天気:晴れ
区間:御嶽苑地(放水口)〜寒山寺 メンバー:ソロ


 今週末は「あひるブラザース」の方々より摺上川(福島県)という川下りのお誘いをいただいてました。川コレクターの私としてはまさに垂涎ものでしたが、金欠という名前の瀬を乗り越えることができず、あえなく断念。嗚呼。

 しかし川に出ないとラナ共々運動不足でストレスが溜まり、日常生活に支障をきたしてしまうので、御嶽で漕ぐことにしました。
 御嶽なら、高速代が往復で2400円。距離にして往復約140kmなので、12km/1リットル=150円で換算してガソリン代が1800円弱。一回あたりのコストが4200円程度で済みますので。
 計算してると、なんだか無性に悲しくなってきますけど。

 御嶽はすっかり春めいていて、吉野梅郷では紅白の梅が咲き誇っていました。ラジオのニュースでは東京は日中19度まで上昇し、4月中下旬並みの気温だそうで、うららかな日和でした。

 高速から下りて青梅に入ると、梅郷の梅まつりに訪れる人で道路は渋滞。ようやく抜けてプットインの御嶽苑地に入っても駐車場はほぼ満車でした。

 川沿いの遊歩道を歩き、茶店で憩いのひとときを過ごす一般の観光客のほか、川原の岩場にはクライマー、そして初めてお目にかかったのがMTB.川族は年中無休のスラ、フリースタイルの他、今月解禁の渓流釣り、それからラフトの姿も見受けられました。まあとにかく川の周りも人でいっぱいでした。さすが東京、と思い知らされます。
 自宅から同じくらいの距離に桂川がありますが、釣り人以外誰もおらず、薄暗くて物悲しい雰囲気とは対照的です。

 川の色は先週よりちょっと濁りが入ってましたかね。金曜日の雨で増水を期待していたのですが、意に反して水位は1cmも上がっておらず、悄然として赴いたのでしたが、それでも桂川に比べるとかなり多くて快適です。最近水のない川を漕ぎ歩くことが多かったですから、フネから下りずに漕げるというだけで嬉しい。

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 寒山寺で上陸後は、駐車場の片隅にフネを置き、ドライスーツを脱いで普段着姿になって(ドライは着替えがめちゃめちゃ楽です)遊歩道沿いにラナと徒歩回送。基本は人影のほとんど見えない右岸を歩き、流失して道のない鵜の瀬橋から御嶽小橋間のみ左岸に渡って歩けば、車道を通ることなく御嶽苑地まで戻れます。

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 距離が短かったので、ラナの運動にはちょい足りないかな?という感じでしたけど、まあ漕げただけでも良しとしましょう。もう少し暖かくなれば、ガンガン瀬に突っ込んで遊びたいと思います。

ニックネーム ラナ父 at 21:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 関東>多摩川(丹波川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月09日

11 アッパー桂川ふたたび(桂川3)★

水位:1.13m(桂川強瀬) 気温:13℃(大月) 天気:快晴
区間:舟場橋〜高月橋(約x.xkm) 所要時間:約3.5h メンバー:TAKEさん

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 舟場橋左岸からスタート。
 ※地図は前回の記事を参照ください。
 橋の上流部、高川との出合に竿が入っていたので、橋の下流側からフネを下ろしてスタート。身体が温まらないうちにいきなり細い落ち込みがありまして、幅が狭く、リーンをかけてフネを傾けながらでないと通りません。つまり斜めに傾きながらドロップに突っ込むことになるのでイヤな瀬です。

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 ちょっと危なげながらも、二人とも無事通過。
 大輪橋に至ると、川原にユンボが入っていました。なぜだか理由は分かりませんが、川原ではなくわざわざ川の中から石を取っているようで、おかげで大輪橋から下流は一気に泥水と化しています。

 透明度ゼロになったため、水深は水面の波立ち模様だけで判断しなければならなくなり、ただでさえスタックしやすい浅瀬越えがおかげでさらに難しくなってしまいました。
 
 渓谷部に入ると、右岸はギリシア神殿を想起させる柱状節理が一部分あらわになっています。柱の最下部は浸食で崩壊して六角の破片が散乱しており、本物の遺跡のような雰囲気が漂っています。
 いっぽう左岸は岩壁を薄茶色に枯れた草木が覆い、核心部付近では巨大な一枚岩の崖が露出しています。崖下には、岩から剥がれて崩落したと思われる先が鋭利な刃物のように尖った岩が散乱していました。

 そしてこのカフェオレ色に染まり、岩を滑り落ちる濁流。
 いうなればグランドキャニオンのミニチュア版のような雰囲気です。

 ◆核心部其の壱

 核心部最初の滑り台状の瀬では、前回とテレコで下りました。すなわち、takeさんが左岸ルート、私が右岸ルートです。



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 ここまで下って感じたのですが、前回より気持ち水量が多いような気がします。観測所の水位が前回が同じなのと、二回目なので慣れているのとがあるので気のせいかもしれませんが、若干下りやすくなっている気がしました。

 ◆核心部其の弐

 核心部第二弾は、この区間、川幅が最も狭くなるゴルジュに位置する滝状のドロップ。
 今日は前回のように直前でスタックすることなくするりと快適に落ちました。

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 takeさんは勢いよく落ちすぎて、バウが川底に刺さってました。
 一瞬、ヒヤリとしました…。



 ◆核心部其の参(ポーテージ)

 ゴルジュを抜けてひとときの安らぎの後、桂川大橋目前にして突然現れるこの瀬は、二度目にしてもどうにも下れる気がしませんでパス。

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 最後の落ち込みさえなかったらなあ…。



 桂川大橋を過ぎると、川は次第に濁りが取れてきて、元の清冽な透明感を取り戻してきました。濁りの侵食範囲を追い越したようです。

 それと時を同じくして目の前に現れたのが竿、竿、竿…。

 ここから笹子川の出合までの区間は川幅が広がり、その分浅くて下れないところが多いうえに、この竿のオンパレードでは下るにちょっとムリがあります。

 仕方なく担いで竿の気配のなくなる大月橋下までの数百mをポーテージしました。このへんは川に降りやすく、また川沿いに歩きやすいためか異様な竿の密度です。

 浅利橋付近も、大月橋ほどではないですが、結構な竿が入っていたのでところどころをポーテージ。

 浅利橋下の瀬からテイクアウト地点までは再び人影なく快適に下れました。

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 あまりの快適さに、takeさんは泳いでおりましたが…。

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 久々に人が流されるシーンを見ました。takeさんには非常に悪かったのですが、不安よりまず笑い、スローロープよりまずカメラが出てしまってました(笑)。

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☆作成中…
ニックネーム ラナ父 at 20:14| Comment(4) | TrackBack(0) | 甲信越>桂川(相模川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月08日

10 春のニオイ(多摩川3)

水位:-2.58m(調布橋) 気温:13℃(青梅) 天気:快晴
区間:御嶽苑地(放水口)〜二俣尾 メンバー:後輩1号(回送)


 先週末は渓流釣りの解禁日だったのと、精神的にロウだったのとで自宅に引き篭り、一歩も外に出ない週末を過ごしてしまいました。

 やっぱり良くなかったです。身体的にも、精神的にも。

 平日の運動量がほぼ皆無なのでより影響が大きいのでしょうが、一週漕がないだけで身体が重く感じてしょうがない。相当な違和感を感じます。さらに生来の短気な気質が出て何事にもイライラしがちになり、タバコの量が増えてしまいました。
 そして言うまでもなくラナはおもちゃのぬいぐるみを口にくわえて振り回し、欲求不満ぶりを日々アピールしていました。

 いやはや週末に漕ぐという行為が心身のバランスを取る上でいかに重要な位置を占めているかがよく分かりました。

 ということで今週末はまた川へ。

 クルマに乗ると、いつも暖房が効くまで寒さをこらえていたのが、すでに車内が温まっていて、窓をオープンにして走るととても気持ちがいい。暖かい陽射しにまだ少し肌寒い風。でも春のニオイが含まれています。

 約40日ぶりに訪れた御嶽苑地の駐車場はスラとフリースタイルと釣りのクルマですでにいっぱいでした。学生のラフトも見かけました。これから暖かくなるとさらに増えていくのでしょうかね。

 水量は前回と変わらず、依然として笹濁り状態でしたが、前よりちょっとマシになっています。

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 今日はカヌーで漕ぐだけではなく、ラナの運動不足解消のために流木のレトリーブをやらせてみました。
 川岸から流木を投げ込むと、喜ぶどころか明らか面倒くさそうでしたが、プカプカと漂流するものを目にするとどうしても回収したくなる本能が働くみたいで、一応取りには行きます。しかし何度やっても絶対に私の元には持ってこず、どこか離れたところにそっと置き、何事もなかったかのように振舞っているあたり、こいつのガンドッグとしての能力は今ひとつのようです。

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 それでも五投ほどしてたっぷり泳がせて終了。これで向こう一週間はぬいぐるみをぶんぶん振り回すシーンを見なくて済む、…かな?

ニックネーム ラナ父 at 21:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 関東>多摩川(丹波川) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする